筆者は7回転職しており、その中で引き留にあい転職を中断した経験も実際にありますが、結局は後悔して再度転職しました。そのため引き留めにあっても断固とした決意で転職したほうが絶対に良いです。
実際、引き止めにあうと、私は必要とされているんだという気持ちと、現職への申し訳なさと、転職先への不安から、今までの嫌だったことも忘れて迷いが生じるものです。
それでも筆者は断固たる決意で転職を決断すべきだと考えています。本記事では、転職回数7回の経験豊富な筆者が、転職を決断すべき理由について記載いたします。
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専門学校卒から年収1500万円のITコンサルへ。7回の転職を経てフリーランスとして独立した転職遍歴を暴露します。
転職か現職に残るかの合理的な判断はできない!思い切って飛び込もう!
最初に大前提として、転職するか現職に残るかの合理的な判断はできないという事があります。
よく転職するか現職に残るかのメリット/デメリットを比較して、客観的かつ合理的に判断しようとする方も見受けられますが、これは不可能です。
なぜなら転職後の情報が圧倒的に不足しているから。昨今ではインターネットで調べたり、周りの人や、転職エージェントからある程度の情報収集することは可能ですが、これらの情報は、それぞれの人の思いが混ざった主観的な情報です。
当たり前のことですが、転職先の情報は自分で体験してみて初めて分かるものです。
インターネットの情報では、悪評高いブラック企業と言われていても、実際に入社してみると全然違うという事も実際にはあります。
ですので、ここは合理的な判断を捨てて、転職先に思い切って飛び込むことをお薦めします。
もし転職して違うなと思ったら、その時にまたやり直せばいいのです。1回くらい転職に失敗したところでやり直しは効くのですから。
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転職に迷うケースと対処方法
①あなたが会社にとって必要だと言われる
誰だって面と向かってあなたが必要だと言われたら嬉しいものです。自分はこの会社に必要とされているんだと感じることができ、承認欲求が満たされます。
ですがこの言葉は、どこまでが本音かはわからないものです。そもそもどんな人でも何かしらの仕事を抱えているわけで、居なくなって全く困らない人なんて世の中にはいません。
また上司の立場からは、部下の退職が上司の評価に直結するという切実な事情もあります。大変残念ですが、この様な上司の個人的な事情から必要だと言われるケースもあります。
もし心から必要とされているのであれば、言葉だけでなく、具体的な目に見える形での提示があるはずです。たとえば給料アップや昇進や希望する仕事に就かせてくれるなどです。
そのような具体的な提示がないのであれば、一時的な言葉に惑わされず、断固として転職することをお薦めします。
②自分が辞めたら周りに迷惑をかけるのではないかと感じる
会社を辞める以上、誰かに必ず迷惑をかけます。まずはこの事実を受け入れることです。円満退社など滅多なことでは望めなく、嫌われ者になってしまいます。
どんな人でも何かしらの仕事は抱えていたわけで、辞める以上、その仕事を他の人に渡さないといけません。渡された人からすれば迷惑以外の何物でもありません。
ですがそれはしょうがないこです。渡された人にとって迷惑だとしても、それは仕事なのでしょうがない。退職する私には、既に関係のない問題なのです。
現職のことはさっさと忘れて転職先の仕事に集中しましょう。
ある意味、新しい環境に飛び込むあなたの方が、残された人達よりも大変なのです。転職してしまえば、忙しくてすぐに前職の事は忘れてしまいます。
③だんだん転職することが不安になってきた
これは人間として当然の心理です。未知の環境に飛び込むわけですから、不安を感じることが当たり前です。不安を契機として、様々なネガティブな想像をしてしまうことでしょう。
ですが想像はあくまで想像です。実際に想像通りになるかは、行動してみないとわかりません。不安な感覚は大切にしながら、それを脇に置きつつ、断固として行動に移しましょう。
もし現職に残ったらどうなるか?
実は筆者も、転職時に強い引き留めにあい、転職先の内定を辞退して、現職に残ったことがあります。
ですが、結局その後1カ月で退職することになりました。
理由は2つありまして、筆者が退職しようとした事実が社内に広まって居心地が悪くなった事と、転職しなかった事実がモヤモヤとした気持ちとして残っていたからです。
結局、一度内定を辞退した会社に転職することになり、その後は、あのとき転職してよかったと心から思っております。
結果はどうあれ、転職できたのにしなかったという事実は、心の中に後悔として残ります。もし現職に残る場合は、一生後悔を抱え続けるリスクもあるということを考慮したうえで、決断していただきたいです。
最後にご紹介
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