本記事では、高卒でも大卒より稼ぐ方法を考察します。
筆者は、高校中退後に情報処理系の専門学校を卒業し、20年以上IT業界に身を置いております。最初は薄給の中小企業に就職しましたが、その後、転職を繰り返しながら一部上場企業に勤めることが出来ました。現在はフリーランスとして活動しております。
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専門学校卒から年収1500万円のITコンサルへ。7回の転職を経てフリーランスとして独立した転職遍歴を暴露します。
統計上は大卒より高卒の方が生涯年収が少ない
とあるサイトによると、大卒と高卒で生涯年収を比較した場合、高卒の方が6千万円少ないそうです。
結構な金額差がありますよね。
ですが、この生涯年収はあくまで統計上の平均値です。
当然、人によって事情は異なります。
高卒でも年収が多い人はたくさんいます。
ちなみに、大卒の方が生涯年収が高い理由は、大企業に就職する人の割合が高いためと考えられます。
お薦めの業界はIT業界
生涯年収を増やすためにはどの業界を選ぶかが重要です。
筆者のお薦めは「IT業界」です。理由は以下になります。
- 業界の平均年収が高い
- 専門的な知識を身に着け、手に職を付けられる
- 学歴よりスキル重視
- 圧倒的な人材不足
IT業界は、スキルがあれば学歴はあまり重視されません。
また、プロジェクトマネージャーやITコンサルなど、年収1000万円は超える職種の人材が圧倒的に不足しています。
IT系の大企業に就職して年収1000万円を目標
年収1000万円を稼ぐためには、「上記の職種+大企業」に就職することが条件となります。
ですが、高卒でいきなり大企業に就職するのは難しいです。
これは残念ながらIT業界でも同じです。
そこで転職を活用します。
IT業界は他の業界と違って、スキルさえあれば大企業へ転職することは、比較的容易だからです。
お薦めのキャリアプラン
筆者が考えるお薦めのキャリアプランは次の通りです。
- 中小企業で個人の技術スキルを磨く
- 中小企業でマネジメント経験+αのスキルを身に着ける
- 大企業に転職して年収1000万円を目指す
1.中小企業で個人の技術スキルを磨く
実はIT業界においては、大企業より中小企業の方が有利なことが一つあります。
それは一人で全ての仕事を経験できることです。
大企業であれば、それなりの規模のシステム開発を受注するので、通常はチームでの分業制になります。
ですが中小企業であれば、一人で完結できる規模の仕事がたくさんあります。
たとえばWEBアプリケーションを開発するだけでも、
サーバ・ミドルウェア構築/プログラミング/DB/設計/テスト/顧客折衝など、様々なスキルが必要となります。
これらを一人でこなすことにより、大企業の同じ年代の社員と比較しても、高いスキルを身に着けることが可能となります。
2.中小企業でマネジメント経験+αのスキルを身に着ける
個人での技術スキルを身に着けたら、次は、技術以外のプラスアルファのスキルを身に着ける必要があります。
なぜなら高度な技術スキルを持つ人は、それこそ山のようにいるからです。
もし技術スキルで勝負をしたいのならば否定はしませんが、年収を上げるという話になると、険しい道のりかと思います。
そこで私のお薦めは、プラスアルファのスキルを身に着けることです。
例えば、
- プロジェクトマネージャとしてのマネジメントスキル
- 提案や契約などの営業スキル
- 何らかの業務知識
などです。
これにより、「システム開発×プラスアルファ」のスキルを持つ希少度の高い人材になります。
希少度が高いという事は、それだけ年収も高いという事になります。
これらのスキルを身に着けつつ、実務でのマネジメント経験もあれば、大企業に転職できる可能性も高いです。
3.大企業に転職して年収1000万円を目指す
十分なスキルと実務経験を積めれば、いよいよ大企業へ転職です。
筆者が想定している大企業は、一部上場の大手SierやITコンサルを想定しており、ディレクタやマネージャクラスで、年収1000万円はもらえる企業です。
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IT業界における職種ごとの年収の違いはどこから由来しているのか? - 現役ITコンサルタントがIT業界で頑張る人を応援します!
転職して最初の年収は、700万円くらいだと思いますので、あとは結果を出して、昇進していくだけです。
おそらく大企業で仕事をすると、今までの仕事とギャップを感じることもあるでしょう。
数十億円の超大規模なプロジェクトがあったり、めちゃくちゃ頭の良い上司や同僚がいたりして、壁にぶつかることもあるかもしれません。
ですがそこはチャレンジと捉えてください。
今まで努力して結果を出してきたならば、大企業でも必ず結果を出せるはずです。
最後にご紹介
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