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10社近い転職エージェントを利用して見えた有効な活用方法

僕は転職を7回していますが、いつも転職エージェントを利用しています。

都度、複数の転職エージェントにお声がけさせていただくので、計10社以上は利用していると思います。

そんな転職エージェントの利用経験が豊富な僕が、転職エージェントを有効に活用する方法について実体験も交えながら記載します。

僕の転職遍歴はこちら↓↓↓
 専門学校卒から年収1500万円のITコンサルへ。7回の転職を経てフリーランスとして独立した転職遍歴を暴露します。 

転職において転職エージェントを利用した方が良い理由

転職活動において、転職エージェントは利用した方が良いと考えます。

理由は4つあります。

自分で求人を探すより効率的

自分で転職サイトや企業のホームページから求人情報を探すのは、手間と時間がかかります。

しかも時間をかけた割には、希望する求人にたどり着くのも困難です。
(ピンポイントで応募したい企業がある場合は別ですが)

転職エージェントに希望をお伝えすれば、お薦め案件を自動的に紹介してくれるので、手間と時間の節約になります。

最初は自分の希望から遠い案件を紹介されるかもしれませんが、都度すり合わせを行う事で、徐々に希望に近い案件を紹介してくれるようになります。

希望から遠い案件を紹介された場合は、どこがどう希望と違うのか、都度、言葉にしてやり取りすることが大事です。

応募書類の添削や面接対策をしてくれる

応募書類(履歴書、職務経歴書)の添削や、面接対策をしてくれます。

スキルは高いのに、自分をアピールすることが苦手で選考に漏れてしまった経験がある方などには、非常に有用なサービスです。

また過去の応募者の実績に基づいて、企業ごとに特有のアドバイスを頂けるのもありがたいです。

非公開求人がある

エージェント各社によって状況は違うのかもしれませんが、私が利用していたところでは、非公開案件がありました。

非公開求人とは表の転職サイトには掲載されておらず、転職エージェントサービスに登録して、初めて紹介される求人です。

しかも非公開求人の方が条件がよい可能性が高いです。

転職エージェントを利用しないと、このような求人に出会えず損をします。

利用してもデメリットはない

エージェントを利用したとしても、利用者側には一切のペナルティはありません。

お金がかかるわけでもないですし、今後の転職活動が不利になるなどもありません。

まずは転職エージェントと面談してみて、気に入らなかったらそれで終わりにすればいいので、まずは相談してみることをお薦めします。

転職エージェントもビジネスである

転職エージェントには求職者が無料で利用できるところと、有料で利用できるところがあります。

ここでは、一般的とされている無料で利用できる転職エージェントを前提として記載しています。

転職エージェントを利用して一番感じるのは、転職エージェントもビジネスであるということです。当たり前ですが、ボランティアではないのです。

エージェントも自身の売上を上げる必要があります。

先に転職エージェントは無料との記載をしましたが、ではエージェントはどうやってお金を儲けるのでしょうか。

それは求職者が紹介企業へ入社した場合に、紹介企業から成功報酬が払われるというビジネスモデルになっています。

よって転職エージェント側に立つと、いかにして求職者を自身の紹介で入社させるかということが最優先事項になります。

これは良い悪いではなく、仕組みの問題なので、求職者側もこの前提を頭に入れて、エージェントと会話をすることが大事です。

そうでないと悪意のある転職エージェントに出会った場合、転職活動を強引に進めてきたり、内定承諾を強く求めてきたりと、結果、自分の希望と異なる企業に入社することになる可能性もあるためです。

しかしながらこの点を考慮に入れてうまく活用すれば、転職エージェントは強い味方になってくれますので、利用するに越したことはありません。

転職エージェントを利用するうえでの注意点

では具体的に転職エージェントを利用するうえでの注意点はなんでしょうか。これらの注意点を十分に頭に入れたうえで、エージェントを利用することをお薦めします。

応募を強引に進めてくる

最初は少しでも興味があればということで、どんどん応募を進めてきます

理由としては、書類選考の通過率が低い(20%から30%程度)のでたくさん応募した方がいいとのこと。

仮に書類書類選考が通過した場合は、一次面接だけ受けていただいて断ってもいいから、というような言い方をされることが多いです。

ですが、人によっては書類選考の通過率が高い方もいます。その場合、一次面接の時間を調整するだけで大変です。

特に仕事をしながら転職活動をしている場合は、スケジュール調整だけで、てんてこまいになります。

頭がパニックになると冷静な判断が出来なくなるので、転職活動にとって良いことはありません。

現状の職場にも転職活動をしていることがばれるリスクが高くなります。

よくよく考えると、まとめて応募しようが、長い時間をかけて分けて応募しようが書類選考の通過率は変わらないです。

ここは冷静に、希望度の高い企業から少しずつ応募することがお薦めです。

僕の経験だと同時並行で3社くらいが限界かと思います。

内定獲得後に承諾するよう圧力をかけてくる

これはあるあるだと思うのですが、内定獲得後に内定を承諾するように圧力をかけてきます。言い方の違いはあれ、どのエージェントも同じかと思います。

これは内定承諾が転職エージェントの売上に直結するからです。

エージェントは様々な言い方を駆使して、承諾するよう迫ってくると思いますが、自分の希望する企業でない場合は断固として断りましょう。

ただし、あまりにも内定辞退が多いとエージェントも案件を紹介してくれなくなります。

この辺りは、各自のバランス感覚が重要になってくるかと思います。

広い視点でのキャリアパスを見据えた相談相手にはならない

エージェントの目的は、自社の案件に対して求職者の内定を勝ち取ることです。

ですので、一見キャリアパスの相談に親身に乗ってくれるように見えるかもしれませんが、いきつくところは自社の保有求人の紹介です。

これが分かり易い人は、人の話を全く聞いていないのではと思うほど、見当違いの求人をとりあえずといいながら紹介してきます。

他社の求人を含めた広い視点での助言は期待できませんし、もしくは、フリーランスも検討しているなどと口にしようものなら、これでもかというくらいにフリーランスのデメリットをまくし立てます。

ですが、これもエージェントのビジネスモデルを考えるとしょうがないことです。

求職者としては、その前提を受け入れたうえで、複数社の転職エージェントを同時に利用することがお薦めです。

各社が保有している求人情報は被っていないことが多いので、色々な企業に出会えるかと思います。

 

最後にご紹介

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